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600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形
VVFケーブルとは？初心者でも分かる選び方と安全な使い方
IV
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VVFケーブル（600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形）は、家庭・オフィス・店舗などの屋内配線に使用される代表的な電線です。
主に600V以下の屋内固定配線に用いられ、2心・3心などの構成で照明回路やコンセント回路に多く採用されています。
耐熱性・絶縁性能・施工性のバランスが取れており、住宅電気設備の標準配線材として広く普及しています。 こちらのVVFケーブルとは？初心者でも分かる選び方と安全な使い方記事でも詳しく解説しています。
主に低圧の屋内配線に使用され、住宅やオフィス、商業施設など幅広い環境で利用されています。高い耐久性を備え、寒冷時でも適度な柔軟性を保つため、施工時の扱いやすさにも優れています。また、シースや絶縁体の剥離性が高く、電気工事の効率を高める設計となっています。線心の絶縁体には識別しやすいカラーが採用されており、200V回路用や接地線付きの製品には「200」マークや緑色の「G」ラインなどの識別表示が施されています。
VVFは屋内専用の平形ケーブルで、壁内・天井裏などの固定配線に使用します。 一方、VVRは丸形でシース厚があり、柔軟性が高く、分電盤まわりなどでの取り回しにも適しています。
一般的には、黒が"電源側（非接地線）"、白が"接地側（中性線）"、赤が"電源側（非接地線）"として使われます。 ただし、特定回路や制御系では別の色区分を採用する場合もあるため、現場仕様書や施工図面に従うことが基本です。
製造工程やシース材質の配合によって、柔軟性や巻きぐせの付きやすさに差があります。 特に低温環境では硬化しやすいため、寒冷地や冬季施工では保管場所や前日からの室内馴染ませが重要です。
スイッチ線や制御線を含む場合は3芯を使用し、単純な電源供給であれば2芯を使用します。 3路スイッチや照明複数制御など、回路構成によって選定が異なるため、図面や配線図を確認した上で決定します。
