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電線・ケーブルの耐用年数に関する資料として、日本電線工業会がまとめた技術資料があります。 ケーブル寿命の目安としてください。なお、個々のケーブルの敷設環境や使用状況によってはこの限りではなく、メーカーの保証値ではありませんのでご了承願います。
一般の電線・ケーブルの設計上の耐用年数は、その絶縁体に対する熱的・電気的ストレスの面から20~30年を基準として考えてあるが、使用状態における耐用年数はその布設環境や使用状況により大きく変化する。 尚、ケーブルが正常な状況で使用された場合の耐用年数の目安は以下の通りである。
注) 低圧ケーブル:交流600V以下、直流750V以下のもの
注) 高圧ケーブル:交流600Vを超え7,000V以下、直流750Vを超え7,000V以下のもの
電線・ケーブルの耐用年数を短くする劣化要因としては次のような原因がある。
また(1)~(9)の組合わせによる場合には、さらに劣化が促進されることが考えられる。
技術資料 第107号「電線・ケーブルの耐用年数について」より